
素直にホメることができる
先輩・後輩に限らずホメることができる
先輩からよく見られて株を上げたい―。そう思って先輩のことをホメるのは、計画的なあざとい行為です。しかし策略も何もなく、先輩も後輩も同じようにホメることができる人は、とても素直で人望も厚く、信用できる人です。
このようなタイプの人は仕事もできるし、いい結果を出せる人が多いです。
言葉に出せることはとても重要
「すごいですね」「キレイですね」「上手ですね」――。
メモやメール、SNSなどで伝えるのは簡単ですが、相手を目の前にして、自分の口から言葉で伝えるのは、誰にとっても勇気がいる行動です。

ホメるには勇気が必要
「あの人は社交的だから簡単にできる」「あの人は人見知りするからできない」というように、簡単にひとくくりにしてはいけません。ハードルの高さに差はありますが、勇気を出さないで他人をホメることができる人なんて、まずいません。(詐欺師やホメる仕事をしている人は別ですが)
腹が立った時に怒鳴ったりストレスがたまった時の愚痴は、割と簡単に口に出して言えますが、たとえ仲がいい友だちや恋人が相手でも「ホメる」ということは恥ずかしくてなかなかできません。
「ホメる」という行為は、相手が必ず喜ぶものです。これをサラッとできる人は、とても気の利く、優しい方です。仕事場でも、そのカリスマ性が必ず発揮できるはずです。(人をホメると利益につながる…という営業要素がある人(接客業)からのホメ言葉は除きます)
自分を下げて他人を上げる
「これは後輩のミスですが、私の指導不足です、すみません」は、あざとくて最低な言い訳です。「これは後輩のミス…」のくだりは言わなくてもいいことです。こういうときに後輩のことを持ち出さず、「私のミスです」とだけ言える人は立派です。
世の中には、「周りの評価を下げて自分を上げようとする人」がいます。自分ががんばるより、そのほうが楽だからです。
なんの裏もなく、周りのことを一切言わずに自分で失敗を被れる人、自分自身ががんばって結果を出せる人は、相当仕事ができる人だと思って間違いないです。
時間効率を優先する
仕事ができる男性は、時間効率を優先します。時間は全世界共通です。どの国にいても、朝も昼も夜も、時間は誰にも等しく同じものです。
1日8時間を仕事に充てるとします。この8時間で、どうやれば有意義に仕事を進められるか、まずその検討に時間をかけます。ダラダラと1日を過ごすより、学校の時間割のようにあらかじめ何をするかだいたい決めておくのは、「時間内でこの仕事を済まさないと…」という、いい意味で自分への枷にもなり、効率を上げます。
「考えるよりも、まず手をつけちゃう」タイプを否定するわけではありません。ただ、毎日のスケジュールを決めて動いたほうが、結果的に仕事は捗るはずです。
ダラダラと会議の時間が長い会社がありますが、「○○の検討に1時間、○○の話し合いに1時間」と決めておけば、ダラダラと続けることが減ります。
また「○日までに決めておきましょう」と締め切りを設けることで、先の予定も捗ります。
このように時間効率を上げる作業を当たり前にできる男性は、仕事ができると言えます。
整理が上手
「人は1日の半分以上を探し物を探す時間に浪費している」というデータがあります。普段から「整理する」ことを心がけていれば、無駄な時間の浪費を防げます。
整理は「整理学」として扱われるほど大切です。もはや学問です。「台所の整理」「冷蔵庫の整理」など、多くの整理のエキスパートがテレビや動画配信でそのスキルを紹介し、賞賛されています。

先のスケジュールを決めながらテキパキ動ける、というのも仕事の整理が上手だと言えます。
また、整理上手な人は全般的に要領もよく、他人に対してもよく気が利くので、一緒に行動するときでも気が許せる存在にもなり、また、一緒に行動していてもとても楽しく過ごせるでしょう。
時間は平等で有限
特に時間の使い方に優れた人は時間のムダ使いをしないので、自分のためだけの時間もたくさん作れます。要領がいいため、睡眠や残業などのような時間に追われる生活から脱却できるので、時間が自然と余ってくるのです。代わりに趣味や遊びの時間もたくさん作れるというわけです。
時間に余裕ができると心や気持ちにも余裕ができるので、他人に対しても心の余裕ができ、自然と優しくなれます。逆に余裕がないとイライラしがち。大人の対応ができるためには、まずいろんな余裕づくりができる人を見習いたいですね。