
男性のいろんな「優しさ」
「好きな男性のタイプは?」という質問に対し、多くの女性の回答は、
優しい男性
包容力のある男性
甲斐性のある男性
お金持ちの男性
イケメン
強い(肉食系の)男性
…と、いろんな意見が寄せられます。
「十人十色」(じゅうにんといろ)という言葉があります。人はそれぞれ、好みや持論、趣味などが多様で、一律ではないのです。これは、女性だけでなく、男性も同じです。
好きな女性に対して 男性が優しくなるのは当たり前
中でも「優しい男性がいい」という意見は、多くのランキングで必要条件のトップに挙がる要素です。
とはいえ表面上は、ほとんどの男性は女性に対し「優しい」のが当たり前です。時々、短気で女性につらくあたったりする男性がいますが、心の奥底では、自分が好きな女性に対しては優しいのが普通です。
ただし、男性の優しさの形(中身)は様々です。
困ったときに助けてくれる
私の意見を尊重してくれる
相談事の聞き役に徹してくれる
…など、優しさの範囲は広く、女性の感じ方もそれぞれです。
では、「本当の優しさ」とは――?

男性目線での「本当の優しさ」とは?
男性目線で言うと、「本当の優しさ」というのは…
自分のことを差し置いて、まず私を大事に考えてくれる
…のような、「彼女を守りたい」という包容力からにじみ出る優しさこそ、「本当の優しさ」です。
これは、男性が誰でも持っているものではありません。気持ち・心・生活などに余裕のある男性が持つものです。形だけの、あるいは表面上の見せかけだけで、この優しさを出すことはできません。
そして、余裕のある男性は、高い確率で、「パートナー(恋人もしくは配偶者)が一番困ったときに力になってくれる」ものです。
それこそが「本当の優しさ」です。
これはもう、「自己犠牲」です。自分のことよりもまず相手(あなた)のことを考えてくれる男性は、裏表のない、正直な方です。

裏表のある男性は 避けるべき
裏表のある男性って、男同士で話をしていると、よくわかります。
男友達でよくあるパターンをご紹介します。
例えば、飲みに行ったり遊んだりしたあと、「さあ次の店に行くか」という流れから、いざ会計の時になったら毎回、「悪いけど、トイレ行きたいから払っといて。後で返すから」とか言う男。この作戦を平気で何回も使う男は、返さないことが多いです。
そして、次の店に行っても払いません。しかしこういう男は、女性の前では全部おごります。同席している男性の分まで払って、女性がいるときだけ「いつもオレが払ってる」「オレってカッコいい」アピールをします。
このように女性によくモテるのに、ものすごく裏表がひどい男性は割とたくさんいます。

もちろん異性と同性では、つきあい方や対応が変わる人は多いと思いますが、完全に裏と表、ここまで真逆な男性は信用できません。女性が相手でもいつ裏切るか、わかりません。
「優しさ」から少し離れた話に思えますが、相手が男性であれ女性であれ、お金にキレイじゃない男は、性格の裏表もひどいです。女性にみせる優しさも表面だけ。
ちなみに個人的には、「お金にルーズ」と「時間にルーズ」な男は許せないので、そういう一面が見えたら友達としてのつきあいをやめています。こういう男性とつきあっていると、いくら男同士でも、こっちのストレスがたまるばかりです。
遠慮せず もっとたくさん求めてもいい
大事なことなので、もう一度書きます。
自分のことを差し置いて、まず私を大事に考えてくれる
これは、好きな女性に対する姿勢として、とても大事な要素だと思います。ただ、「優しい男性がいい!」というだけでなく、女性にはもっと細かいこだわりをもってくれてもいいと思います。
決してぜいたくではありません。もっとたくさん求めてもいいはずです。
「この人、もしかしたら裏表があるかも?」と思ったら要注意! 妥協する恋愛は、長続きしない可能性が高いです。
