
コミュニケーションの基本は 『キャッチボール』
コミュニケーション能力が高いと、プライベートや仕事も楽しくなります。とはいえ、人見知りがちな方にとっては、コミュ力を上げるのは大変つらいことです。
でも、少しがんばれば、誰でもコミュ力が上がる方法はあります。
「コミュ力を上げる」=「会話やSNSでのキャッチボールができる」
コミュニケーションの基本はまず、相手との会話やSNSでのやりとりなどのキャッチボールから始まります。
相手が受けやすいポールをこちらから投げて相手が受け取り、相手からも受け取りやすいボールが投げられてきて、それを受ける――。とても単純な作業ですが、とても重要なスキルです。
このキャッチボールがうまくできるようなスキルを身に付ければいいだけです。その方法をご紹介します。
今回は【初級編】に比べて少しだけ難易度が高い【中級編】です。
相手の好みを探ろう
相手があなたに興味をもってくれるには、あなたも相手に興味をもつ必要があります。そのためには、相手の好きなことや趣味を知る必要があります。
最初から深くふみこむのは危険ですが、相手の外見(服装や持ち物、装飾品など)に注意すれば、ヒントはたくさんあります。
SNSなら、言葉遣いやスタンプの使い方だけではなく、返信スピードなどにも相手のペースを探るヒントがいっぱい。
興味をもってもらえるように、自分からも相手の興味を探りましょう。
「明るさ」をアピールする
相手の表情が暗かったり、怖かったり、固かったり…。ネガティブな表情では、どんなボールを投げたら捕りやすいのかがわかりません。それどころか、近寄りにくくてあいさつすら厳しいです。
しかし、少しでも表情が明るければ、あいさつぐらいはできるでしょう。
あなたにも、緊張しなくていい相手がひとりぐらいはいるはず。いまいなくても、過去にはいたはずです。その人の顔を思い浮かべ、できるだけ明るい表情で近づけるようにしましょう。
まずは表情の明るさからです。
注意点としては、最初からあまり馴れ馴れしくしすぎないこと。パーソナルスペースを保って、相手に安心してもらいましょう。

聞きやすい 理解しやすいスピードと話し方に注意する
ドラマ、映画、ライブ…。普段、いろんな場面でいろんな方の会話や声を聞くことがあります。そんなプロの方でも「え? いまなんて言ってた?」と思うことがあります。話し方や声、スピードにより、聞き取りにくくなるのです。
自分では伝えているつもりでも、話すスピードが早くて相手が聞きとりにくければ、相当なストレスになります。
・話が長い
・話が早すぎる
・声が小さすぎたり大きすぎたりする
この3つは、相手に過剰なストレスを与えることがあるので、注意が必要です。
では「どういう風な話し方がいいの?」と聞かれると、これは十人十色。ひとそれぞれに合った話し方があるので、王道はありません。
普段、テレビ番組や映画などを見たりしているときから、プロのいいところ、ダメなところを頭の片隅で注意しながら聞いていると、参考になることもあります。
いろんなシーンで、他人の話し方を注意深く勉強してみましょう。
コミュ力は努力で高めるもの
コミュ力は勝手に上がるものではありません。対話にしろSNS上にしろ、相手との気持ちいいキャッチボールが必要です。
コミュ力が上がると、いままでより性格が明るくなり、考え方もポジティブになります。毎日がより楽しくなるでしょう。
コミュニケーションだけではなく、自分の苦手意識を克服することで、レベルアップすることは間違いありません。
最初の一歩は誰でも大変つらいものですが、小さな一歩からでもいいので勇気を出して、がんばってみましょう!