(本サイトにはPRが含まれています)

距離とマナーを守れる男性を選ぼう

他人との距離は大切

個人が持つテリトリー 「パーソナルスペース」

 自分以外の誰かに侵入される(近づかれる)と不快に思う距離を「パーソナルスペース」と言います。

 いわゆる、自分の縄張りのような空間です。動物心理学の研究がヒントになっているので、条件反射的に自分が知らず知らずのうちに作っているスペース、と言えます。

 一時のコロナ禍で勧められたソーシャルディスタンスが社会的距離なのに対し、パーソナルスペースは個人が持つテリトリーです。

 電車に乗ってみると、まばらに人が座っていた。ちょっと長く乗るから今日は座ろう…と思って列車内で適当な席を探すとき、空いている席がたくさんある限り、誰かのとなりにわざわざ座ることは少ないと思います。

 理由があれば別ですが。無意識に相手との距離をとる人が多いと思います。

 もし相手との間柄が親しくても、突然近づいてこられたら「近い近い近い!」と思うでしょう。これは相手に対して嫌悪感を抱いているのではなく、条件反射なのです。(たまに嫌悪感満載になる相手もいますが…)

詐欺師のパーソナルスペース

 実は、詐欺師の中にはこのパーソナルスペースに土足で入りこむ人が少なくないのです。

 もちろんあなたの大切なパーソナルスペースを無理矢理こじ開けてくる方の全員が悪い人ではありません。気づかずに、あなたのパーソナルスペースに入ってしまう善良な人もたくさんいます。

 特に年上になるほど、パーソナルスペースは狭くなる傾向にあるので、悪気なく無意識に近づいてしまう人もいます。

 たまに、あまり相手のことを考えず、自分の話しに夢中になってしまい、気づかずに悪気なく近づいてしまう男性もいます。あせりすぎて無心に近づいてくる人もいます。ただ、詐欺師も同じような行動もする、ということは頭の隅に置いといて損はないと思います。

 でも、詐欺師は相手から金銭を巻き上げたり、だましたりするのが最終目標です。パーソナルスペースのことなんて考えていません。

 限りなく「あなたの懐(ふところ)の奥深くに入りたい」と思う欲が強いため、気持ちがはやりすぎて無意識に近づきすぎる、あるいは、わざとパーソナルスペースに無断で入ってあなたの反応を確かめ、あなたが何も言わない、あるいは気にしないなら、作戦決行…なんて詐欺師もいます。

 本当にあなたのことが好きなら、あなたへの思いやりが先に立ち、「少しでも近づきたいけど、もし嫌がられたら困るから、少しずつ距離を詰めてみよう」と、あなたに嫌われたくない、嫌がられたくないよう配慮します。どうすれば距離を詰められるだろう…と悩みます。あまりにも近づきたいがために、いろんな作戦を駆使します。これはかわいい例です。彼の頭をナデナデしていい案件です。

意識せず 自発的にマナーを守れるか

 時々、電車内で脚を組んで座る人がいますね。電車内がガラガラなら誰の迷惑にもなりませんが、靴の裏をこちらに向けられていい気がする人はいないと思います。また、混雑時に足を組まれると前に出るのでジャマです。

 このような方々は、他人のパーソナルスペースへの配慮がない、自分本位な方だと思います。公共の乗り物は、周りに目を配り、ゆずりあいながら乗るのがマナー。(ただし、身体的な障害、病気、異常がある方はもちろん除きますが)

 それと、必要以上に足を開く男性。インタビューしたことがないので「なぜそんなに足を開くのか」の理由はわかりませんが。パーソナルスペースへの侵害はもちろんですが、下品にしか見えません。

 このようなマナーは、他人に迷惑をかけないように配慮しましょう、というものであり、特に法律で禁止されている行為ではありません。だからといって、無視するのはよくありません。

いい男性の選び方に追加しましょう

 男性として「自発的にマナーを守れるかどうか」は、他人に対しどれくらい優しくできるか、に関わってきます。他人へ優しさを向けられる男性は、心に余裕があります。 マナーを守る事なんて簡単です。でも他人のことまで配慮し、どんな場面でもきちんとマナーを守れる男性はそんなに多くないのです。いい男性の選び方の項目にぜひ加えてください。