あの子と“同じ人を好き”になっちゃった…どうして私だけ？友情も大切だけど、恋した気持ちもあきらめたくない。そんな“友だちと被った恋”に悩むあなたへ──。
今回は、友情を守りながらも“私の気持ち”をちゃんと伝え、恋を前に進める３つの作戦をご紹介します。
なぜ「好きな人が友だちと被る」状況が起きるのか
友だちと被る恋って、ひそかに起きやすいものです。例えば以下のような背景があります：
- 同じ趣味・サークル・職場など、交わる範囲が似ているから被りやすい。
- 友だちが紹介してくれた人、あるいは自分が紹介された人を友だちも気になっていた。
- 自分自身が“気になる人を押さえておく”ことができず、友だちに先を越されてしまう。
このように“被ってしまう”根本の原因を理解しておくことで、次に打つべき手が見えてきます。
まず押さえておきたい「友情と恋愛」のバランス
この状況で一番気をつけたいのは、友情を壊してしまわないこと。そして、自分の恋愛も無視しないこと。
ここで押さえておきたいポイントを整理します。
友情を壊さないために
冷静に状況を把握する
まず「友だちがその人をどう思っているか」「自分がその人をどこまで好きか」を整理しましょう。感情的になってしまうと、不要な争いに発展します。
相手（友だち）を敵扱いしない
“被った”からと言って、友だちをライバル視しすぎると関係がギクシャクします。むしろ「同じ人に惹かれるって、お互い感性が近いんだね」ぐらいできるとベスト。
友だちと相手との関係を探らない無理はしない
「なんであの子が先に話してたの？」など探りすぎると、友情にヒビが入ります。聞かない方が賢明なこともあります。
恋を前に進めるために
自分の気持ちを認める
“ただの片思い”かも、と思って放置すると後悔が残ります。「この人が好きだ」と素直に認めることが第一歩です。
タイミングを見つけてアプローチ準備
友だちとの被り＝時間差アプローチが鍵。例えば「彼と2人きりで話せる時間を作る」「趣味や関心を共有して距離を縮める」など戦略的に。
“被った”ことをプラスに変える発想を
友だちと被った＝その人の魅力が高い証でもあります。だからこそ、被ったからこそ“自分らしさ”を出すチャンスです。
作戦①「時間差アプローチ作戦」
この被った恋を成功に導くための実践的な作戦、まずは時間差を使う方法です。
友だちとは少し距離を置く
一定期間、あえて連絡頻度を少し落とす
「気になる彼の話題が出たら聞くけど、自分から先に話題を振らない」など。
この期間中、自分磨き＆趣味充実を図る
友だちと同じ相手を狙うなら、あなた自身の魅力も上げておきましょう。
彼との距離をじわじわ縮める
共通の友だちを介して2人で会う機会を作る
飲み会や趣味のイベントを利用して、「偶然」で“2人きり”になれる場面を設けます。
「友だちとして」彼に関心を示す
「この前の話、面白かったね」など軽く話し、彼に「君と話すと楽しいな」という印象を植え付けましょう。
タイミングが来たら「もう少し話したい」メッセージを
友だち優先の流れが一段落したと感じたら、「今度○○観に行かない？」など軽めのお誘いを入れます。
作戦②「差別化作戦－私らしさで勝負」
被った時、一番の武器は“あなたらしさ”です。友だちと同じ土俵で勝負すると、疲れますから。
あなたの魅力と強みを書き出す
自分が自然にできること、自信があることをリストアップする
例えば「おしゃれなカフェを知ってる」「映画の話が好き」「スポーツが得意」など。
その強みを彼との会話に自然に活かせるようにする
「今度〇〇のカフェ行ってみない？」など、自分の強みをアプローチに利用します。
友だちと“同じ話題”を避ける
友だちがよく話している話題を把握したら少し外す
例えば友だちが「ゲーム好き」と話していたら、あなたは「映画好き」「散歩好き」など少し異なる話題を用意。
彼に「君はどう思う？」とあなたの意見を聞かせる場を作る
友だちとの被り＝ただ“同じ人が好き”という点だけでなく、彼にとって「君との会話が楽しい・深い」と思ってもらえれば強みになります。
作戦③「正直に話して二人で考える作戦」
最後の作戦は、少し勇気が要りますが、正直に気持ちを話すことで彼との関係を明確化する方法です。
自分の気持ちを整理する
本気かどうか確認する
「ただ“彼がいいな”と思ってたけど、被ったら焦っただけかも…」と冷静に。
“友だちもその彼を好き”という状況を尊重できるか決める
友情を失いたくないなら、言い方・タイミングを慎重に。
彼と1対1で話す機会を設ける
彼に軽く「話したいことがある」と伝える
重すぎず「少し話そうよ」と誘いやすい雰囲気で。
自分の気持ちと、友だちとの関係について正直に話す
「実はあなたのことを気になっていて…でも友だちとも被ってしまってて悩んでる」と。
彼の意図を聞き、3人の関係を一緒に考える
彼がどんな気持ちか、友だちとの関係はどうか、率直に話し合えると次に進めます。
避けたいＮＧ行動とその理由
被った恋では、やってしまいがちなＮＧ行動があります。これを避けることで、せっかくの可能性を潰さずに済みます。
ＮＧ①：友だちを巻き込んで情報戦をする
「彼とあの子、どっちが先に…」など噂を立てたり、友だち同士で争いの構図を作るのは★大★敗★北です。友情も恋も失う可能性が高まります。
ＮＧ②：彼の前で友だちの存在を悪く言う
「彼はあの子の方が好きなんでしょ？」など、友だちを貶める発言は彼の評価を下げるだけでなく、あなた自身の印象も悪くします。
ＮＧ③：“被ったから無理”とあきらめる
被った＝もうチャンスなしではありません。戦略を変えればまだ可能性はあります。放置すると後悔が残ります。
まとめ ― 友情も、恋も、どちらも大事に
- 「好きな人が友だちと被った」とき、焦り・嫉妬・自己否定に陥りがちですが、冷静に状況を整理することから始めましょう。
- 友情を守りつつ、あなた自身の魅力を高めて、時間差で動く・差別化する・正直に話すという３つの作戦を使えば、被った恋でも可能性は残せます。
- そして何より、自分を大切にすること。恋を叶えるための準備は、あなた自身の価値を高めることから始まります。
あなたの恋が“友情も壊さず、恋も進める”素敵なものになりますように。
