
自分の地位や給料を上げるために女性を利用する「悪徳ホスト」
マッチングアプリにホストが登録し、女性を「女王」や「お姫様」のように持ち上げて、お金を巻き上げるパターンです。また、お客様へ無制限に売掛金を積み立てていくシステム(今日すぐ払わなくていいよ、またお金があるときに払ってくれたらいいよ…と言いながら売掛金を貯めていき、客を身動きできなくなるまで追い込み、最終的には背負わせた借金を、どこかで借りさせる)を中心とした問題が表面化し、ホストの方々の印象がものすごく悪くなっています。
マッチングアプリの経営会社によって様々な決まりごとがありますが、「ホストを職業としている方は入会禁止」という規定はありません。
ホストのイメージを悪くする 一部の「悪徳ホスト」

ただ私自身、ホストはお客様に夢を与えるとても素晴らしい仕事だと思います。しかし、たくさん在籍するホストの中には、一部にとても悪いホストがいるのも事実です。
女性を簡単にだまし、その気にさせて、借金地獄の沼へと落としていく…、このパターンが一番危険です。そんなことが平気でできるホストは最低です。ホストのイメージが悪くなる一方です。
悪徳ホストばかりではなく いいホストもたくさんいるので 見極めが大切
実際に、悪徳ホストの手に堕ち、簡単にホスト沼へ落ちてしまった女性が、私の周りに数人います。その方の中のひとりの事例を、個人情報に触れない程度で、このブログの「恋愛相談室」のカテゴリーで後日ご紹介します。
「ある女性が 悪徳ホストの手に堕ちた話 ~最初は男性と目を合わすことすらできなかったAさんの末路」という、とてもかわいそうな女性のお話しです。ご自身の参考になるかもしれないので、興味があればぜひお読みください。
ちなみにこの話、実話で本人に許可もとりましたが、月9でのドラマ化の予定はありません。あるわけないか。
東京の新宿・歌舞伎町へ行くと、ホストクラブがたくさんあります。「代表取締役」なんて肩書の、金髪ツンツンの若い子の顔写真が貼られたパネルが、メチャクチャたくさんデカデカと飾られています。さらに昼間から派手な宣伝カーもよく見かけます。
ただ、ホストに限らず、客商売にトラブルはつきものです。これだけたくさんのお店があるのに、それに見合ったトラブルがたくさんあるわけではないのだから、ホスト=悪のような決めつけはよくないと思います。
被害を回避するためには?
被害を回避するためには(会う前に相手がホストだとわかっている場合)、まず「何があっても、お店には行かない」ということをハッキリと前もって、しっかりと伝えておきましょう。もし会ってから誘われても、「外せない用事がある」「明日までにしなきゃいけない仕事がある」「親が家に来る」など、相手に仕方ないと思わせる理由を用意しておきましょう。
また、会う前にはホストだとわからなくても「もしかしたら…」と思ったら、「友だちが騙されたことがある」「生理的に受け付けない」などと言い、私はホストが嫌いだと主張しておくことです。

最初から予防線を張ると、もしその人がホストであっても、あなたを騙そうとしているのか、本気で彼女が欲しいのか、どちらに傾いているかは反応が違うのでわかります。騙そうとしているホストなら時間がもったいないので、たいていはあまり引っ張ろうとしません。一方で本当に彼女がほしい場合、もしホストであるなら、あなたにすごく会いたいがために職業を隠すかもしれませんが、時間の無駄だとは思いません。時間をかけてもあなたに話そうとするでしょう。
時間を無駄と考えるかどうかで、彼のあなたに対する思いを計ることができます。
遊ぶために借金するのは「ダメ ゼッタイ!」
常に冷静に、オトナな自分で。いつもクールでいられることが大切ですね。遊ぶために借金するはいけません。
借金してもいいのは、形として残る家やマンション、車ぐらいでしょうか。それも必ず無理なく返せる範囲で計画的に。そこはご自身にお任せいたします。私がどうこう言うのは、余計なお世話になりますからね。
「お金、借りようかな…」と思う前に、もう一度、冷静になってみましょう。そんなことまでしなくても、いい男性は世の中にいっぱいいますし、あなたの前にもいつかは必ず現れます。